「旧津山扇形機関車庫と転車台」を鉄道記念物に格上げ指定  記念式典を10月6日(土)に開催

JR西日本では、日本国有鉄道(国鉄)が取り組んでいた鉄道文化遺産の保存活動を引き継ぎ、当社管内
にある貴重な鉄道文化遺産の散逸を防ぎ、良好な状態で保存・管理する取り組みを行っています。
当社では、管内の鉄道文化遺産の価値を評価したうえで「鉄道記念物」、「準鉄道記念物」、「登録鉄道
文化財」に区分し、保存・管理を行っています。
今回、登録鉄道文化財である「旧津山扇形機関車庫と転車台」を鉄道記念物に格上げ指定いたします。
1 鉄道記念物指定事物
「旧津山扇形機関車庫と転車台」(現「津山まなびの鉄道館」)(所在地:岡山県津山市大谷)
2.選定理由
姫新線の全通にともなって1936(昭和11)年に設置された扇形機関車庫は、蒸気機関車全盛期に
おいて、山陰と山陽を繋ぐ要衝である津山駅に設置され、日本の旅客及び貨物輸送を支えました。
津山市をはじめとする自治体等の協力を頂きながら、2016(平成28)年に「津山まなびの鉄道館」
として開館し、鉄道の歴史や仕組みについて紹介しています。地域の方々と連携した鉄道文化遺産の
活用は、「地域共生企業」を目指す当社にとって象徴的取り組みです。
以上の理由から、「鉄道記念物」として指定することとしました。
3.指定日
2018 年10 月14 日(日)(鉄道の日)
4.記念式典の開催
2018 年10 月6日(土)に津山まなびの鉄道館にて記念式典を開催します。
詳細については、別途ご案内いたします。
【お問合せ先】JR西日本岡山支社 広報室 086-225-9202